音源用検索条件プリセットツール
自分用に作って、これはすごーく便利なんじゃないかと思い、例によってChatGPTをしごき倒した末に汎用化できたので公開。
ページはこちら。
https://nfd.inurokuon.com/dighelper/
クイックスタート
計5つの中古音源オンラインショップの検索条件をプリセット!ブラウザに未来永劫保存され、次から入力の手間が省けます!
もう少しちゃんとした概要
大手オンライン中古音源ショップで探している音源があったり、いいのが出ないか定期パトロールしたいときに、いつも同じ検索条件を入力するのが面倒だったため作成した。このページに検索条件を最大20までプリセットしておけて、1~3クリックで検索結果にアクセスできる。ディスクユニオン、amazon.co.jp、HMV(中古)、Record City、ブックオフオンラインに対応した。
ユニオンとその他4つとで検索システムのつくりが大きく異なり、まずユニオンは検索結果を直接開けないので、「マニアック検索」画面を条件セット済みの状態で開く。何らかの操作を加えるまで検索ボタンが有効化されないため、「お買い得のみ」のチェックを外して「検索する」ボタンをクリックし、検索結果に進む。
他の4サイトは、検索結果画面そのものを開く。検索条件をひとつ入力したら、それを使い回して次々検索できるのが便利な点。
くわしい使い方
※2024/3/18 仕様を大幅変更
※2025/12 機能追加・改修
1. 画面構成
左右に分かれていて、左上の目立つボタン「DU」と「AHRB」でディスクユニオンか、その他4つかを切り替える。右側は検索条件設定用のフォームになっている。
そういえばスマートフォンだと、PC画面で左右に並んでいるものが縦積みになるので、左側→上のほう、右側→入力フォームが始まるあたり以降として読み替えていただきたい。
ついでにいちばん下には、皆様の暇つぶし用に当サイトの新着記事スライダーも置かせてもらいました。
2. 「DU」タブ:ディスクユニオン
左側(※2025/12/5改訂)
「New」「StockSearch」は、ただのお役立ちリンク(死語!)として。利用するにはディスクユニオンの会員アカウントを持っていて、かつ利用中のブラウザでログインしている必要あり。
- 「New」はウォントリストに入れた商品に該当する新着アイテムがあったときにお知らせが出るページ。私はここを一日に最低3回見る。
- 「StockSearch」は、このフォームで利用している「マニアック検索」ではない「オンライン在庫検索」へのショートカット。どの店舗に入った商品かまで確認できる。
これはおまけで本題はその下から。右側のフォームを使ってショートカットを作成すると、上記2つのリンクの下にボタンが追加されていく。
右側
初期状態では、ユニオンHPにある「マニアック検索」のコンパクト版。しかし「全項目を表示」にチェックを入れると、本家同様の項目がフルで表示される。(簡易表示時のジャンルがメタル・プログレ・ジャズになってるのはここがscsidnikufesinだから)
まずは本家サイトと同じように任意の条件を入力していき、最後にその条件を保持したショートカットボタンを作る。
- 「Assign」は検索条件の保存先番号。1~20の番号つきの保存用スロットのどこかに検索条件をしまうイメージで、最大20件以内でやりくりするシステムになっている。
- 「Shortcut Name」には任意の覚えやすい名前を決めて入力する(「メタル輸入盤LP」など)。
- 「Set」ボタンをクリックすると、設定した条件を一発で呼び出すショートカットボタンが左側に現れる。
- 「Remove」は作成したショートカットのクリア。セット時と同じく「Assign」で番号を指定する。
- 「Clear」はフォームの入力値リセット。新しいプリセットボタンを作るときに直前の入力内容を全部消したいときに使う(プリセットには何も影響しない)。ただし「発売国」「結果表示順」はリセット対象外とした。
- 「Search Now」はショートカットを登録せず(ゆえに「Assign」「Shortcut Name」は無視)、条件をそのままマニアック検索画面に引き継ぐだけのボタン。本家ページで同じことをするよりページ遷移が1つ増えるというほぼ無駄なボタンながら、あれこれ立て続けに検索していると、このボタンが欲しくなる瞬間が確かにあったので、いちおう設置。
生成されたショートカットボタンをクリックすると「マニアック検索」のページが開く。冒頭でも触れたとおり、ここでは何かしらのフォーム要素を操作するまで検索ボタンがクリックできない仕様っぽいので、デフォルトでチェック済みにしてある「お買得のみ」をオフにして、検索ボタンを有効化してから検索結果に進む。(なのでショートカット作成時に全選択肢を表示する場合も、ここのチェックは外さないほうがよい)
3.「AHRB」タブ:amazon.co.jp / HMV(中古)/ Record City / ブックオフオンライン
左側(※2025/12/10改訂)
含まれる要素は以下の3つ。
- 検索条件のプレビューエリア(条件未設定時は何も表示されない)
- どのサイトで検索するかを選ぶボタン
「AMZN」=amazon.co.jp、「HMV」=HMV中古、「RCJP」=Record City、「BO」=ブックオフオンライン - 検索条件のショートカットボタン(未登録の場合は何も表示されない)
まっさらな初期状態だと1・3は非表示のため、2だけが見えているはず。
ユニオンと同じく、右側のフォームを使って作成したショートカットボタンが下に追加されていくのだけど、4サイトをひとつの画面で兼ねているため、挙動が異なる。
- ショートカットボタンをクリックすると、ボタンの色が変わり選択中であることを示す。(ついでに右側の入力エリアにもプリセット内容が反映される)
- その状態で任意のサイトのボタンをクリックすると、表示中の検索条件が適用された状態で検索結果ページが直接開く。
ちなみに、一度のクリックで4つのページを開くのは、ブラウザのセキュリティ対策上できないようになっているらしい。
右側
検索条件入力用のフォーム。ユニオンよりは項目が少なくシンプル。リンク先のショップによって、反映されない項目がある点に留意されたし。
- Amazonでは「Artist」「Title」「Label」が区別されず、空白区切りのキーワードとして検索される。
- ブックオフオンラインでは「Format」が無効。
ショートカットまわりは、「Shortcut Name」と「Search Now」がないことを除いてユニオンと同じ要領。
検索条件の設定項目がさほど多くないため、作成されるショートカットボタンの名称は、各項目の値をつなぎあわせて自動生成されるようにした。
ちなみに、フォームの入力内容は4つの検索ボタンに即時反映されていくので、ショートカットを登録せずにショップのボタンをクリックし、検索結果に一発アクセスするという使い方もできる。
+αの便利機能
2025年12月、Geminiの助けを借りてコードを大幅にスッキリさせるとともに、自分で使っていて欲しかった以下の2つの機能を追加した。
ドラッグ&ドロップで並べ替え
作成したプリセットボタンの並び順を簡単に変更できるようになった。よく使うものを上にすると便利。
ボタンの通し番号は昇順が守られるように振り直されるので、Removeするときも見えている番号をそのまま選択して消せばよい。
データ移行
家で使っているリストを勤め先の昼休みにも見たい、携帯でも見たい...という私に朗報。
「Export」をクリックすると、全プリセットの内容がlz-stringというライブラリで圧縮されて、復活の呪文のようなものが生成される。
かなりの字数になるこれ(1000字を超すこともあるのでご注意)を、Gmailの下書きなり何なり、字数に余裕のある何らかのクラウドベースのエディタにいったん保存。
次に、別の端末でこのDigHelperを開き、先程生成されたコードをテキストエリアに貼り付けて「Import」をクリックすると、プリセット全件がスポーンと移行される。
iOS Safariで、アップデートのタイミングなのか何なのか、過去に何度かプリセットがまっさらに消えたことがあったのだけど、そんな時は自宅PCからまたインポートすれば万事解決。
そのほか、AHRBの画面でプリセットを多数登録したときに、検索ボタンが画面外に行ってしまうのが地味に不便だったため、position:stickyにして上端に残るようにした。
原理と注意点など
ショートカットボタンについて「1~20のスロット」とざっくり書いたのは、正確には「ローカルストレージ」と呼ばれるもの。何らかのプログラムみたいな大仰なものではなく、このページで使っているのは単に変数名とその値だけ。
これはブラウザが記憶するもので、同一端末内の違うブラウザを使ってアクセスしたり、そもそも違う端末でアクセスしてもプリセットはまっさらになる。先述のMigration Code機能をぜひ活用していただきたい。
ちなみにローカルストレージは、ブラウザを閉じようが、端末をシャットダウンしようが、キャッシュをクリアしようが基本的には端末内に記憶される。
完全に消し去りたい場合はクリアボタンで逐一やってもらう必要があるけど、JavaScriptの変数がただ保存される以外に何もしないため、そのまま放置しても特に問題なし。
また、ユニオンではURLパラメータから検索条件を読み込ませるだけ、その他の4つも普通にその条件で検索した場合のURLを直接呼び出しているだけで、「これってハッキングなの」「サーバダウンさせて訴えられたりしないの」といったご心配も無用。
キャプチャをとるのが面倒なので説明をこまごま書いてしまったけど、適当に触っていればすぐ分かるのではと思う。
以上、パトロールのお供にお役立てをば。