ODD RIISNÆS QUARTET「THOUGHTS」 (1990 TAURUS RECORDS)
あまりにもBURZUMすぎるジャケで買った1枚(写真左)。国も同じノルウェー。内容はフュージョン(→試聴)。

こういう暗い森がとにかくノルウェー人の原風景なのだろう。ブラックメタルとフュージョンで偶然カブってしまうくらいに。
名前の字面を見る限りメンツも全員北欧勢のようで、鍵盤奏者のダグ・アルネセンは人気のプレイヤーとの事。リーダーのオッド・リースネスさんはサキソフォニスト。
録音時期は89年。シンセの入ったOREGON系のぼんやりした無国籍ニューエイジフュージョン曲と、ピアノを使ったややアブストラクト&コンテンポラリーめ・しかしオーソドックスなマナーに概ね収まるアコースティックジャズ曲を織り交ぜている。根っこが商業フュージョンの人ということではない模様。
当方所詮ロック野郎なので、前者のほうのレパートリーにもっぱら釣られたのだけど、アタックを丸めてシンセストリングスをちょっと混ぜたようなシンセオルガンの音色が、BURZUMの「FILOSOFEM」で聴かれた例のポン...ポン...という妙にかわいい音の質感とそう遠くなくて、顔が似てると思ったら声と話し方にも面影のある完全人違いみたいなおもしろさでついご紹介している。
ちなみにアコピ曲のほうも全員控えめで冷たい清流のようなアンサンブルを聴かせてくれて、勿論良い。
ここのところはニューエイジ熱がこじれてドラムレスのシンセ/ピアノにクラリネット一本入るだけみたいな作品にも手を出すことがあって、それと重なる部分もあり最近のわが趣向的にナイスなジャケ買いになった。
物悲しいガットギターに様子のおかしいバリトンクワイアが入るだけのアルバムでもブラックメタルにカウントされるのだから、ドサクサでこの作品もブラックメタラーにお勧めして今日は寝ます(現在26時過ぎ)。